我々のストーリー

2014年8月、私たちは京都伏見稲荷神社のたもとに猫カフェを開くことにしました。お参りの登山後に休息してもらえる場所を作りたいと考えると同時に、猫たちが安心して暮らせる居場所を作りたかったのです。 猫を飼いたくても飼えない方のために、動物に触れて慣れ親しむ場所が一つでも多く有ると良いと考えました。

「人も猫も癒される場所」

それが猫カフェTiMEのコンセプトになりました。 アイデアは新しいものではありませんでしたが、猫カフェで保護された猫を好きになってもらったら、「保護施設から譲り受ける」という選択肢があることを知ってもらうきっかけになると思ったのです。

猫カフェを始めるにあたって、まず私たちは保護猫活動をされている方の話を聞きたいと思いました。そこで、地元の保護猫施設を訪ね、日本の野良猫の状況について教えて頂きました。この出会いから私たちは保護猫活動の方や団体に定期的に寄付を送りました。

それから私たちの家族を作り始めました。家族になった猫たちはかつて野良猫だったので、最初は新しい環境やお互いに慣れるには、かなり大変でした。

さらに難しかったのは彼らに人間を信用させることでした。猫カフェを開店するずっと前から、スタッフは猫たちの世話に愛情と努力を注ぎました。そしてボブが私たちのところにやって来ました。

当時、ボブがいなかったらどうなっていたかと想像するのは難しいことです。猫たちはボブを信頼し、彼は人間を信頼していて、それを見ていた他の猫たちがゆっくりと私たちに心を開いていってくれました。猫たちのほとんどはボブを愛しています。そして私たちもそうです。ボブにはたくさんのことに感謝しています。

今年(2021年)、新型コロナウイルス感染症の影響によりカフェを閉鎖したことで、私たちはNeko Café TiMEのウェブサイトをBob´s Houseと改名し、再出発することに決めました。

開店から約7年後に稲荷の店舗を閉鎖することは想像もしていませんでしたし、苦渋の決断でした。至らぬところも多々あったと思いますが、すべてのファンの方々から愛情とご支援をいただいてここまでこられたことを感謝しております。

ここまで読んでいただきありがとうございました。またすぐにお会いできることを願っています。

2021年7月 


代表 平松里子
Neko Café TiME
[email protected]
nekocafetime.com

このウェブサイトでは、商品を購入するか、ファンクラブの会員になることで、ボブと彼の家族を支援することができます。Bob’s Family公式ファンクラブ